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お気に入りのキッチングッズ
こんにちは!営業スタッフの北嶋です。
今回は私のお気に入りのキッチングッズをご紹介します!
「まな板」です!このまな板は、田辺木材ホームの代表田邉のおススメで購入しました。
代表の田邉はお料理がとても上手でスタッフにも、お料理を振舞ってくれます。(私は特におでんが好き。おでんは料亭みないな上品なお味。寒くなったらまた作って下さい!)
私は木のまな板は今まで何度も失敗していて、木のまな板を買うことはないと思っていたんです。でも、お料理上手の代表が「本当にいいのよ」というので、購入に至りました。
このまな板は宮崎県の綾町にある「熊須碁盤店」さんのものです。店名の通り、碁盤や将棋盤のお店ですが、キッチングッズも作ってあります。
碁盤・将棋盤の最高峰は「榧(かや)」その中でも「日向榧」つまり宮崎県産の榧は最高級。極上。
熊須碁盤店さんはこの榧木を原木から買い付けて乾燥、制作、販売までご家族でなさっています。碁盤屋さんは目が細かくて色の良い原木しか買わないため、まな板も良質なものになるのです。
わたしが今まで、木のまな板で失敗してきたのは、良いまな板やさんから買っていなかったからでした。ちゃんとしたものは、乾燥材をまな板にするためにカビは生えません。シミも2,3年に一度削り直しすればいいそうです。熊須碁盤店さんのまな板は削り直しを無料でして下さいます。(当然送料はかかります)削りなおすときは4面削られるので、両面を使って大丈夫です。厚みも少しづつ薄くなっていきますが12㎜まではまな板として使用して、それ以上薄くなったらトレーなどに加工していただけるそうです。
私が熊須碁盤店さんで最初に購入したのは、柾目で大きさがA4サイズくらいのもの。その際に、もう少し大きいサイズが使いやすいと思いますよとのアドバイスをいただき、板目のもう少し大きなサイズの合計2枚を持っています。
写真の手前が柾目・奥が板目です
柾目 木を半径で木取したもので、反りにくく、割れにくい、削りなおす量が少ない。
板目 木を直径で木取したもので、反りやすい、割れやすい、削りなおす量が多いのですぐ薄くなる。(価格は安い)
熊須碁盤店さんのまな板には、まな板立がついてきます。使用後はすぐに洗ってまな板立を利用して水切りをします。削り直しに出すとまな板が少しずつ薄くなるので、まな板立のサイズも変わります。そのため削り直しに出すと新しいまな板立がついてきます。そのまな板立は裏に「23」とか「22」とか数字が書いてあるのですが、それがまな板の厚みです。あと何回削り直しが出来るのかが分かります。
さて、私は先日、岩田屋の催事に熊須碁盤店さんが来福してありましたので、初めての削り直しをお願いしに行きました。催事の際に持っていくと片道分の送料がかからないのです。岩田屋さんには年に2回くらいいらっしゃっているようです。ついでに購入したのが、木へらと菜箸と箸です(もちろん全て榧木です!)。木へらも菜箸もすごく使いやすいです。箸は少し私の手には大きいのですが、木へらも箸もまな板と同様に削り直ししていただけるので、箸は少しづつ小さくなっていきます。男性用箸が女性用箸へ、さらにお弁当用箸へみたいなかんじ。
まな板も、木へらや箸なども、メンテしながら長く使えるのは素晴らしいことです。私たち田辺木材ホームの無垢の床材など長く使っていただけるもの、長持ちする家をつくっているので、適切にメンテナンスをしてずっと使うという考えに共感します。
木のまな板で失敗して、プラスチックやシリコンのまな板を使っている方も、熊須碁盤店さんの榧木のまな板を使ってみると考えが変わると思います。お安いものではありませんが、削り直ししながら長く使えるし、安心して使える無塗装の木のまな板です。
グッズを増やすだけではなく、お料理をもっと頑張ります!
営業スタッフ 北嶋