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せいろ(蒸篭)に魅せられて
こんにちは!営業スタッフの北嶋です。
私がせいろ(蒸篭)を購入し、蒸し料理にハマったのは昨年の夏の事です。
前々から、蒸篭を欲しいとは思っていたものの、大きさは?素材は何にしたら?使いこなせるのか?手入れが大変では?など考えてしまい、ずっと購入をためらっていました。
昨年の夏に、体調を崩して1ヵ月ほど自宅療養をしました。
その際に、体を冷やさない蒸し野菜や、塩こうじで下味をつけた鶏肉や魚をキノコや根菜と一緒に蒸したいなと思い、ネットでポチっと購入。
初の蒸篭料理のために購入したのは下記の通りです
・杉の21センチ蒸篭2段
・蒸し板(鍋と蒸篭の間に挟む板)
・蒸し布
・蒸篭用のクッキングシート
最初は定番の焼売を手作りしたりもしていましたが、今は料理というより温めたり、茹でるかわりに蒸したりして、朝晩ほぼ毎日せいろ(蒸篭)を使っています。
今回のブログでは、せいろ(蒸篭)の魅力についてお伝えしたいと思います。せいろ(蒸篭)は焼売や肉まんなどの点心や温野菜、茶碗蒸し、ふかし芋などに広く使えます。また、蒸しパン作りの他、冷凍パンや硬くなったパンをおいしく蘇らせるのも得意です。肉まんはレンジとは全く違って本当においしく食べることができます。野菜も茹でるより味が濃くて、水っぽくなくて美味しいのです。
せいろ(蒸篭)のメリットは、水分を利用するのでふっくらと仕上がり、時間が経ってもパサつきにくいこと。しかも茹でるよりも水っぽくなりにくく、栄養も逃がしません。その他、肉の余分な脂が落ちてヘルシーなのもうれしいポイントで、電子レンジの代わりに、ご飯の温め直しにも重宝します。
せいろ(蒸篭)を重ねて同時調理もOK!
せいろ(蒸篭)は、重ねて使うことで別の料理が作れるのも大きな魅力です。和せいろは2段、中華セイロは3段まで可能。私は、朝はよく二段調理をしますが時短になります。
私が良く使うのは下記のような使い方です。
朝
下段 お弁当用 冷凍ご飯の解凍・お弁当用茹で卵・お弁当用ウインナー温め
上段 朝ごはん用 耐熱容器にキャベツと生卵を入れ温め(目玉焼きがわり)・冷凍ベーグル温め
*冷凍ご飯はレンジで解凍してお弁当にいれると硬くなるのですが、蒸して解凍すると水分が加わるため、ふっくらします。
*冷凍しておいたベーグルなどのパンを蒸すとフワフワになります。
夜
下段 塩こうじや、中華こうじで下味をつけておいた肉や魚を蒸す(メイン料理)
上段 蒸し野菜や、耐熱容器に豆腐と醤油こうじと長ネギを入れで、冷ややっこならぬ温奴と蒸し野菜(キャベツや白菜、ニンジンや大根などの根菜、キノコなど)
使う調理器具は、湯を沸かす鍋とせいろ(蒸篭)と蒸し板だけで、後片付けも簡単です!
専用の蒸し鍋とセットで購入する方も多いようですが、使い方を限定して嵩張るキッチン道具を増やしたくはなかったので、私は専用の鍋は買わずに蒸し板を使用しています。使用後の蒸篭はぬるま湯と木のササラで洗って、立て掛けて乾燥しています。朝晩使用しているので、いつもキッチンに出しっぱなしです。
蒸し板
照宝さん こちら
サイズについて
せいろは、直径10~30cmくらいまで、小刻みにサイズがあります。大きさの目安は、一人暮らしなら18cm、2人なら21cm、3~4人なら24cm以上が一般的。27cm以上は、魚をまるごと調理したり、かたまり肉が調理したりできるので、蒸し料理の幅を広げたい方におすすめ。個人的意見としては18㎝より21㎝の汎用性を高く感じます。(私は、かたまり肉も21㎝蒸篭で蒸しています)
家族が多い方は24㎝でしょうか。27㎝は収納場所がある方向けでしょうか。
素材について
素材によって耐久性や香りは異なるかもしれませんが、安いものだからといって調理にはあまり影響はないと思います。 せいろ(蒸篭)は一番手の届き安い値段が竹、次が杉、そして一番高級なのが檜(ひのき)です。 杉は香りの良さと耐久性に長けています。逆に香りはあまりない方がという方は、竹にすると良いようです。という事前の情報で、私は杉の蒸篭を購入したのですが、蒸篭は消耗品。
私のように毎日朝晩使用すると、1年近くで買い替えた方がよさそうですので、次回は竹の蒸篭で、なおかつ高さの調整枠がついていて、底面がステンレスで取り外して洗えるものを購入する予定です。調整枠があれば、高さのある容器でプリンなども蒸せるのではないかと思っているからです(以下に紹介します。まわしものではありません)
こんな料理も出来ます
韓国料理のポッサム 本来は豚バラ肉の塊肉を塩ゆでにするのでしょうが、私は完全に自己流!
豚ヒレ肉の塊肉にフォークで穴をあけて、中華麹を塗り込んで冷蔵庫で1日。その後、蒸篭で蒸します。蒸しあがったら、薄く切って、巻き野菜やキムチ、自家製の味噌だれをつけて食べます。ゆで豚では蒸し豚です。同様に鶏むね肉などで鶏ハム風に作っても、しっとりとしておいしくいただけます。
ヘルシーな蒸し料理。我が家では、サラダ油をほぼ使用しなくなりました。野菜も沢山たべるようになりました。塩こうじ・醤油こうじ・中華こうじなどの発酵食品も上手く使えるようになりました。
いいことは沢山あったけど、私がここまで蒸篭に魅せられたのは、ズバリ、「家事楽だから」です。田辺木材ホームのオーナー様や、このブログを読んでくださっている方。みなさま、家事や子育てにお仕事と頑張っていらっしゃる方が多いと思います。「家事楽」はこんなとこからも出来ますよとご紹介したかったので今回のブログのテーマにしました。
最後に。先日、韓国ソウルに旅行してきました。 益善洞(イクソンドン)のミルトーストという大人気のカフェでは蒸篭で蒸したパンがとてもフワフワで美味しかったです。でも、、、蒸篭があればお家でフワフワのパン食べられますよ!