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使いやすいニッチ計画
こんにちは!
コーディネーターの染野です。本日は家づくりで計画されることの多いニッチについてまとめました。様々なかたちと用途に分けてご紹介します。
ダイニングのニッチ
ダイニングのニッチはおもにキッチンの腰壁に作ることが多いです。ダイニングテーブルを腰壁につけて配置する場合は、ニッチはダイニングテーブルと同じか少し高い位置にあると使いやすいです。ティッシュペーパーやテレビ等のリモコン、コンセントを配置してスマートフォンの充電などに便利です。
スパイスニッチ
キッチンの腰壁の立ち上がり部分に作るスパイスニッチ。塩や砂糖などよく使うものはすぐ取り出せるところに置きたいという方にお勧めです。ニッチなので作業スペースの邪魔にもならず、キッチンカウンターをすっきり使用できます。
洗面ニッチ
洗面台の横に計画するニッチは、歯ブラシやハンドクリーム、ティッシュペーパーなど小物の収納が多いです。既製品の洗面化粧台であればミラー収納がありますが、造作洗面で洗面の収納が欲しい場合はニッチもお勧めです。
トイレニッチ
トイレのニッチはトイレットペーパーの収納やデュフューザーを置くのに便利です。カウンターや棚も便利ですが、広いスペースがとりにくいトイレはニッチも有効的です。
タオルニッチ
ニッチにアイアンバーを取り付けて、タオルをくるくる巻いて立てて収納するタオルニッチ。お風呂から出てすぐの壁に取り付けることでタオルを取り出す手間が省けます。取り出す方とは逆側から収納すれば、それぞれのタオルの使用頻度も同じになります。
スイッチニッチ
ニッチで一番採用が多いのがスイッチニッチ。インターホンのモニターや給湯器のリモコンなど壁から飛び出るものもすっきりまとめることができます。
玄関のニッチ
玄関まわりのニッチは写真や小物を飾るのにぴったりです。鍵などの毎日持って出る小物をボックスに入れて収納するのも便利です。
ニッチの背面をこだわる
ニッチ背面をガルバリウムやマグネットボードなど磁石のつく素材に。ニッチにすることで、紙の書類を貼っても当たりにくいメリットがあります。
ニッチ背面をアクセントクロスやタイルにすることで壁面のアクセントになります。
いかがでしょうか。たくさんのニッチを紹介しましたが、ニッチは便利な一方、つけすぎるときれいな壁ができず、家全体がごちゃごちゃした印象になるデメリットもあるので、なんとなくではなく、必要なところに必要な用途のニッチを作ることをおすすめします。
田辺木材ホーム 染野