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2025.03.18
印版食器の魅力
こんにちは!営業スタッフの北嶋です。
私は食べることが大好きで、食器も好きです。
普段づかいに重宝している明治から昭和初期の印版食器の魅力についてお話したいと思います。
明治から昭和初期にかけて作られた印版の食器には、独特の味わいがあります。印版とは、型紙を用いて絵柄を転写する技法で、手描きよりも均一な模様を施せることから、大量生産が可能になりました。この技法により、庶民の家庭でも美しい絵柄の食器を楽しめるようになったのです。
特徴的なのは、草花や鳥などの和洋折衷のデザイン。西洋の影響を受けつつも、日本独自の繊細な美意識が息づいています。また、長年の使用や経年変化によって生じるかすれや色褪せも、時代を超えた風合いを感じさせる魅力の一つです。
現在では、骨董市やアンティークショップで見つけることができ、インテリアや普段使いとして再び人気が高まっています。古き良き日本の暮らしを感じさせる印版の食器を、日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。
私が年に1度は通っているのは、東京・吉祥寺にある「吉祥寺PukuPuku(ぷくぷく)」です。
以前このお店の近くに住んでいたことから当時は足しげく通っておりました。
「吉祥寺PukuPuku(ぷくぷく)」は、伊万里焼を中心としたアンティーク和食器の専門店です。古伊万里を専門としており、江戸中期から後期の古伊万里や幕末伊万里、明治から大正、昭和戦前の染付、色絵、印判皿など、多彩な器を取り扱っています。
特に、明治以降に作られた藍色の印判皿は、電子レンジや食洗機での使用が可能で、現代の食卓にも取り入れやすいです。