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2024.02.19 新築工事現場

地盤補強について

こんにちは現場担当の辻です。

 

地盤補強工事について

地盤判定書により地盤補強工事が必要となった場合の木造住宅における主な地盤改良工法は下記の5種類になります。地盤改良工法の選定には地盤の地耐力(N値)や自沈層の出現深度・厚さなどによって適用できる工法が異なります。

田辺木材ホームではお客様のお家にもっとも最適な改良工法をご提案させて頂いております。

 

地盤改良工法

①表層改良(セメント攪拌)

表層改良工法は、軟弱地盤の範囲があまり深くない(GL-2mまで)場合に採用される工法です。
建物基礎の下にある地表面全体を1~2m程度まで掘り起こし、セメント系固化材を加えて均一にかき混ぜて締め固めて、地盤強化と沈下抑制を図ります。

②柱状改良工法(セメント杭)

柱状改良工法は、小・中規模建築物向けの地盤改良工法で、現地の土とセメント系固化材を混合して、地盤内に柱状の補強体を築造し、建築物を支えます。
もっとも一般的な工法です。

 

③鋼管杭工法(暁工法)

先端翼付鋼管を用いた杭状地盤補強工法

暁工法は、螺旋状の翼部鋼板を取り付けた先端鋼管の上部に軸鋼管を接合して補強材とし、回転貫入装置を備えた杭打機によってこれを回転させて地盤中に貫入し、地盤補強材として利用する工法です。

 

④エコジオ工法(砕石杭)

人にも環境にもやさしい、砕石だけを使った工法

エコジオ工法は、砕石だけを締め固めて柱状にして地盤を補強する工法です。環境や土地価値への影響も最小限に抑えられる、

⑤環境パイル

木材の杭で建築物を支える地盤改良工法

環境パイル工法は、地中に木材の杭を入れて、杭の支持力で家を支える工法です。
木材は加圧注入保存処理を施し、60年以上の耐久性があり、第三者機関の性能証明も取得しています。

 

現在採用している地盤補強工事の改良工法になります。

まとめ

地盤調査 → 地盤判定書 → 地盤補強工事なし → 直接基礎

             ↳ 地盤補強工事あり → 必要な地盤補強工事

どちらも保証書が発行されます。

地盤調査・地盤補強工事の対象業務に起因して地盤が沈下し、対象住宅に財物の損壊が生じた場合、住宅の原状復帰を保証。
・保証金額 1事故 5,000万円
・保証期間 基礎着工から建物引渡し後20年

田辺木材ホーム 辻