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無垢の床材
こんにちは!田辺木材ホーム営業スタッフの北嶋です。
田辺木材ホームでは床材(フローリング)は無垢材を使用しています。今回は無垢材のフローリンクのご紹介をいたします。
無垢の床のメリット
・肌ざわり
床は普段の生活の中で一番肌にふれる場所ですから、肌ざわりは重要です。
・調湿作用
無垢材は、空気が乾燥すると水分を出して、湿気が多ければ湿気を吸収してくれます。
四季がある日本に、とてもよく合っていると言えます。
・香り
無垢材にはアロマオイルにも使われる精油成分が含まれていて、木の香りがします。
・経年変化
無垢は使えば使うほどツヤや味が出てきます。年数が経つごとに味わいが増し、愛着がわきます。
無垢の床のデメリット
・湿気に合わせて動く点はメリットでもありますが、冬は乾燥するためフローリングの間に隙間ができ、夏は湿度が高くなるので元に戻ることがあります。
・傷がつきやすい
質感を活かすために、表面に「お米から生まれた自然塗料(オイル)」を塗って仕上げしていますが、少し汚れに強くなるというくらいで、材質が柔らかい木材であればある程、傷はつきやすいといえます。
・高価
一般的には無垢の床材は、複合フローリングよりも高価です。田辺木材ホームでは木材店としの強味を活かして無垢の床材を標準仕様としております。
お手入れについて
デメリットにもある傷がつきやすいという点ですが、傷はある程度補修可能です。
お湯に浸したタオルを傷の箇所にあてたり、水をスポイトで垂らしたりすると、ある程度凹凸が目立たなくなります。とはいっても、お子様が小さい時期はどうしても傷が付きやすいので、お子様がある程度大きくなってから、表面をサンドペーパーで削ってもいいと思います。
日常のお手入れは、掃除機などて埃などを除いて、乾いたフロアワイパーで拭いて下さい。夏場など特に皮脂汚れが気になるときは濡らして固く絞った雑巾で拭いてください。
まとめ
無垢の床には必ず傷が付きます。
この傷を「味として捉えるか」、それとも「傷は嫌と捉えるか」。
傷も味と感じるなら、ぜひ無垢の床を採用して楽しんで下さい。
田辺木材ホームの事務所や完成見学会、実際に無垢の床気持ちよさを体感してください。
足の裏は敏感で心地よさをきちんと体感できます。
田辺木材ホームの事務所で打ち合わせをしているとお子様たちは靴下を脱ぎ素足で、遊んでいます!
樹種別の特長
無垢床に使用される木材には、針葉樹や広葉樹などさまざまな種類があります。
針葉樹の無垢床は柔らかさがあり、優しい踏み心地が魅力です。
広葉樹は、針葉樹に比べると表面の硬さがあり、耐久性にも優れた無垢床なのが特長です。
無垢床に使われている人気の樹種とその特長をいくつかご紹介します。
田辺木材ホームの事務所の床材には沢山の樹種の床を貼っておりますので、実際に歩いたり、寝転んだりして「お気に入り」の床材を選んでください。
杉
針葉樹で、昔から日本で親しまれている樹種です。杉は、まっすぐな木目が特長で和室によく使われてきましたが、最近では洋室に使用されることも多く、幅広いテイストに馴染む無垢床です。柔らかく滑らかな肌触りが心地よく足腰への負担が少ないため、お年寄りや小さい子供・ペットがいる家庭にもぴったりの床材です。
田辺木材ホームでは浮造り(うづくり)の杉の床材も標準仕様として使用しており施工事例も多いです。
浮造り仕上げとは、木目を浮き上がらせる日本古来の加工技術のことです。木材の柔らかい部分をそぎ落として年輪に凹凸を出したものです。
立体感・ツヤを活かして、木材の自然な美しさを引き出します。素足であるくと大変気持ちがいい床です。
桜
桜のベージュ~ピンクの色味は、清潔感のある淡い色合いが魅力です。明るい色味の樺桜は、比較的に女性からの支持が高い樹種と言えます。白やベージュといった明るい色彩には、部屋を広く見せる効果もあります。
栗(チェスナット)
チェスナットは広葉樹の中でも、傷の付きにくさが人気の樹種です。
チェスナットははっきりした木目を持ち、力強い見た目の無垢床です。
木が持つ特有の力強い見た目を好み、傷の付きにくい無垢床を施工したい方におすすめです。
樫(オーク)
オークは広葉樹の中でも無垢床としての人気が高い樹種です。
落ち着きのある細やかな木目とシックな雰囲気を持つオークは、耐水性や耐久性に優れています。その性質から、古くから船舶やウイスキーの樽などにも使われてきました。オークはシンプルな空間にも合わせやすく、和室・洋室どちらにも馴染みやすいでしょう。
落ち着いたテイストを好む方や無垢床の耐久性を重視する方にはオークをおすすめします。
ブラックチェリー
高級家具の材料としても利用させる、ブラックチェリー。きめ細かく、どこまでもなめらかな手触りでフローリングとして使うのはまさに贅沢そのもの。削り立ての心材は明るい琥珀色ですが、時を経てツヤと色が深まり、美しさを増していきます。予算に余裕があり高級感あふれるインテリアを好む方におすすめです。
ウォールナット
ウォールナットは広葉樹の中でも、世界的に人気のある樹種です。
ウォールナットは流れるような美しい木目を持ち、重厚感を感じさせる落ち着きのある色が人気の理由の一つです。落ち着いた雰囲気のリビングルームや寝室にもよく合うでしょう。
衝撃に強く耐久性にも優れているため、無垢床以外にも高級家具や楽器などにも加工されており、高級感を漂わせるその見た目から世界中で需要が高い樹種です。
ウォールナットは世界3大銘木(ウォルナット・チーク・マホガニー)のひとつとして名高く、高価で流通しています。予算に余裕があり、高級感あふれる大人な空間に合う無垢床を探している方にはウォールナットがおすすめです
チーク
チーク材も世界三大銘木のひとつです。世界的にも人気の高い高級床材として有名です。加工性と耐久性に優れ、チーク材自身が持つ天然の油分が経年変化において独特の飴色に変化させます。その用途としては古くは東南アジアの寺院の構造材や船舶のデッキなど耐久性が求められる用途に利用されてきました。予算に余裕があり高級感の空間を好む方におすすめです。
ご紹介した床材以外にも、くるみやアカシアやカバ、杉も柾目など、田辺木材ホームの事務所で、あなたのお気に入りの無垢床材をみつけてください!