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2024.05.20 お金の事

住宅ローン(返済比率について)

こんにちは!住宅営業スタッフの北嶋です。先週は晴天の中、地鎮祭が2件あり既に日焼けをしてしまいました。毎年、今年こそはしっかり日焼け対策をしようと思うのですが、今年も出遅れてしまいました。

さて今回は住宅ローンについてのお話です。

 

マイホームを手に入れるための資金について、多くの人が住宅ローンを検討することになりますが、「自分はいくら借りられるのか」と気になる方も多いかと思います。

そこで必要になるのが、「年収に占める年間返済額の割合」=「返済比率」です。返済比率が低い方が余裕を持って返済していきやすいため、借入額を決める目安として用いられます。

 

返済比率の計算方法

返済比率は「年間返済額÷年収×100」という計算式によって求めることができます。例えば、毎月のローン返済額が10万円、年収500万円の方の返済率は次の通りです。

120万円÷500万円×100=返済率24%

 

ここで注意したいのは、年間返済額には住宅の取得を目的とした借入(住宅ローン)に加え、

「住宅取得以外」を目的とした借入も合算するということです。

マイカーローン、カードローンの支払やクレジットカードのリボ払いの返済なども含まれます。

私たちの住む福岡は車社会で、車1台あるいは2台を所有している方も多いため、マイカーローンを利用している方も多いです。住宅ローンは35年~50年という長期のローンで、マイカーローンは短期のローンです。

しかし、住宅ローンを借りる際には影響をしてきますので、これから住宅ローンを借りたいと思っている方は、返済比率によりますが、マイカーローンはいつでも完済できるよう現金を準備したほうが良い場合もあります。

 

返済比率とローン上限

金融機関は住宅ローンの申込者の収入など、様々な要素から購入者の借入額を決めていきます。ここでも返済比率が重要な指標になります。

返済比率は、銀行などの金融機関が住宅ローン審査を行う際の指標として用いられます。

基準となる比率は金融機関によって異なります。例えば、フラット35では返済比率の上限が30%(年収400万円未満の場合)、35%(年収400万円)です。民間の金融機関の多くは返済負担率の上限を30~40%程度に設定しています。(収入はご夫妻で合算することもできます)

住宅ローンの返済は長期にわたります。借入時は、元金に加えて教育や介護などにかかる費用もシミュレーションし、家族のライフプランをトータルで考えていくことをおすすめします。

最長で50年にもなる長い借入期間の中では、収入が減少して返済比率が上昇することがあるかもしれません。今後、経済や社会情勢の変動により、金利が上昇する可能性もあります。住宅ローンの返済は長期にわたります。家族全員のライフプランをトータルで考えていくことが必要ですね。

お客様から、「住宅ローンはどこの金融機関が良いのですか」とのご質問を承りますが、住宅ローンはその方により向いている金融機関が異なります。住宅ローンの相談はお気軽に田辺木材ホームまで

 住宅営業 北嶋