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こんにちは！コーディネーターの染野です。

皆さん階段下スペースはどのように利用されていますか？家づくりをされた方はよくご存じですが、階段は基本１階と２階の移動でしか使わない部分にも関わらず、それぞれの階の床面積を合わせると２坪以上になります。デットスペースとされやすい階段下スペースですが、工夫次第で色々な用途として使えるスペースになるので、今回は階段下スペース利用を事例と共にご紹介しようと思います。

収納（扉付き）

一番多い利用方法は収納です。

扉をつけて掃除道具やストック品を収納するのに使いやすいです。

収納（オープン）

目立ちにくい場所なら扉をつけない収納も便利です。

キッチン近くならゴミ箱を置いたり、水やお米を置いたりするのものもいいですね。

ワークスペース

最近リビング近くにワークスペースを計画する間取りが多いですが、基本的に座って作業するので階段下も利用できますね。

TVスペース

大きさに制限が出てくることがありますが、TVも置けます。横からの視線を遮ることができるので、ごちゃごちゃしやすい配線関係がまわりから目立ちにくいのもいいですね。

トイレ

延床面積をおさえたい場合はトイレを階段下に持ってくることもあります。

キッズスペース

LDKに面している場合は子どもが遊べるスペースにもできます。天井が低い分、秘密基地のようにこもって遊べるので子供に人気です。また柵やケージをつけてペットスペースとしても計画しやすいです。踊り場がある階段だと蔵のようにも使えます。

いかがだったでしょうか。階段下スペースはあくまでも間取りが決まってからどのように使うかを決める場所なので、設計ヒアリングの段階で「階段下はこのように使いたい」と決めてしまうのは難しいですが、間取りや暮らしに合わせたスペースにできればと思います。ぜひ参考にしてみてください。

設計・コーディネーター　染野