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田辺木材ホーム10のこだわり

10 commitments

地震から守る

“protect from earthquakes”

#04 耐震等級3

目利きが厳選した木材を使い、在来工法で建てています。

田辺木材ホームは在来工法での家づくりを行っています。在来工法とは木造軸組工法ともよばれ、日本で古くから用いられてきた工法を改良・発展させた建築方法です。一般的な木造住宅の多くはこの工法で建てられており、広く普及したのは日本の風土にあった建築方法であるからです。柱と梁によって建物を支える構造が在来工法の特徴で、まずコンクリートの基礎の上に土台とよばれる木材を敷き、その上に柱を立てます。その柱に梁を組み合わせて骨組みをつくり、屋根を張った後に壁を取り付けて家を建てていきます。屋根の部分が先に完成するため、構造内部やこれから使用する資材を雨から守ることができ、雨の多い日本の気候に合った工法でもあります。また田辺木材ホームのルーツは材木店にあります。隣接する田辺木材店が厳選して仕入れてきた木材を在来工法に用いることで、コストを抑えて高品質な木造住宅を建てることが可能です。使用する木材は九州で育った杉や檜がメイン。九州の風土に合った家づくりを心がけています。

 

 

耐力面材を全外周に張り、家の剛性を高めています。

在来工法の木造住宅は柱と梁が基本構造であり、お施主様の要望を取り入れた自由な間取りを実現しやすい工法です。新築住宅を建てるにあたって、希望の間取りで家づくりがしやすくなり、オリジナルのデザインにこだわる方に支持されています。一方でRC造(コンクリート造)に比べると強度が劣ることは否めません。そこで地震や強風に耐えられるよう、構造耐力において重要な役割を果たす壁「耐力壁」を施工する際に追加していきます。田辺木材ホームの家づくりでは高い耐震性・防耐火性・耐久性などさまざまな面から建物を守る「耐力面材」を採用。家の外側をぐるりと囲むように設置することで、耐震性を飛躍的にUPさせています。家の内部においては、柱と梁の間の空間に「筋がい」と呼ばれる木材を細くナナメに入れて、しっかりと補強することで家の剛性を高めています。田辺木材ホームでは耐震等級3の家を標準仕様とさせていただいております。

 

 

熊本地震でも倒れなかった耐震等級3をお約束。

田辺木材ホームでは耐震等級3の家を標準仕様とさせていただいています。耐震等級3とは、住宅性能表示制度で定められた耐震等級のなかで、最も高い耐震性能を持つ建物のこと。消防署や警察署など防災施設と同等の等級で、耐震等級1の1.5倍以上の地震に耐えられる強さを備えています。想定しているのは、数百年に一度発生するような大きな地震(震度6強〜7)に遭遇しても、軽微な修繕を行えば住み続けられる状況です。九州地方の大地震というとH28年に発生した熊本地震が思い起こされます。観測史上初となる震度7が余震・本震の2度発生したことで、震源地付近の益城町周辺では甚大な建物被害が発生しました。その後の公的な被害調査報告では、旧耐震基準の木造戸建ての被害が顕著に大きかったことが報告されています。また、今まで安全とされていた現行基準(H12年新耐震基準)の戸建てであっても、複数の全壊・倒壊事例が報告されており、建築業界は驚きをもって受け止めました。一方、耐震等級3で設計された戸建てはほぼ無被害または軽微な被害状況であったことが、専門家の間で注目を集めています。そのため、多くの専門家が大きな地震に備えて「耐震等級は3にすべきである」と提唱し始めています。

 

日本の耐震基準