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2026.07.02 スタッフの日常家づくりよもやま話間取り・インテリアについて

家庭のゴミ処理問題とゴミ箱の場所問題

夏の生ごみ問題、実は「間取り」と深い関係があります

こんにちは。営業スタッフの北嶋です。

もうすぐ梅雨が明け、蒸し暑さが続くこの季節。夏になると毎年頭を悩ませることのひとつが、生ごみのにおいではないでしょうか。

今日は、家づくりの打ち合わせの場面でもよくご相談を受けるテーマ、「ゴミ箱をどこに置くか」という話から始めて、私自身が今年の夏に実践してみてよかった生ごみ対策まで、少し幅広くお話ししたいと思います。住まいづくりのちょっとしたヒントにもなれば嬉しいです。


「ゴミ箱はどこに置きますか?」――間取り打ち合わせでよく出る質問

お客様と間取りの打ち合わせをしていると、必ずといっていいほど出てくるご相談があります。

「ゴミ箱って、どこに置いたらいいでしょうか?」

一見、小さなことのように思えますが、これが実は毎日の暮らしの快適さに大きく関わるテーマなんです。私たちも真剣にお聞きするようにしています。

そこで「どこに置きたいですか?」と伺うと、ほとんどのお客様が「室内に置きたい」とおっしゃいます。

マンション・アパート暮らしのイメージからか、戸建てになったら玄関外やガレージにゴミ箱を置けるかな、と漠然と考えていた方も、いざ具体的に話を進めると「でもやっぱり出し入れが面倒だし…」「見た目も気になるし…」と、室内派に落ち着くケースがほとんどです。

戸建てだからといって、ゴミを外に置く人は意外と少ない。これは、多くのお客様とお話ししてきた実感としてあります。

では室内に置くとして、どの場所に設けるか。キッチン周り、パントリーの中、洗面脱衣室の隅、廊下の一角……ご家族の暮らし方によってベストな場所は変わってきます。

ゴミ箱の置き場所ひとつを決めるにしても、どんな種類のゴミをどのタイミングで出すのか買い物の頻度はどのくらいかゴミ収集日は何曜日かといった生活習慣とセットで考えることが大切です。間取りを決める段階で、ぜひ一度「わが家のゴミ動線」を整理してみてください。


私自身はマンション住まい。生ごみのにおいは毎年の悩みでした

 

実は私自身は現在はマンション住まいで、ゴミ箱はもちろん室内に置いています。ですから、お客様のお悩みは他人事ではありません。

特に夏場の生ごみは、本当に困ります。

ビニール袋をしっかり縛ったつもりでも、キッチンに置いておくと一日でにおいが出てくる。水切りかごを半日も放置するとと水気が残ってぬめりやにおいの原因になる。かといってその都度ゴミ箱に入れていると、ゴミ箱自体がにおう……。

「早くゴミ出しの日が来ないかな」と思いながら過ごすのが、毎年の夏の習慣になっていました。


今年の夏、試してみたら大正解だった方法

そんな私が今年の夏に試してみたのが、生ごみをジップロックに入れて冷凍するという方法です。

知っている方には「いまさら!」と言われてしまいそうですが(笑)、実際にやってみるまでは「なんとなく手間そう」「冷凍庫に食品と一緒に入れるのが気になる」と思って踏み切れずにいました。

でも、やってみたら想像以上に快適でした。

やり方はシンプルです。野菜の皮、魚の骨、肉のトレーに残った汁……調理中に出た生ごみをその都度、ジップロックの袋に入れてしっかり密封し、冷凍庫のすみに置いておくだけ。

においはまったく出ません

冷凍してしまえば、細菌の繁殖も抑えられるので、腐敗が進みません。袋の外ににおいが漏れることもないため、冷凍庫内がにおうこともなく、当然キッチンも快適なままです。

さらに思わぬメリットがありました。

生ごみを冷凍するようになってから、燃えるゴミ全体の量が減ったんです。

生ごみって、じつはかさばるんですよね。水分を含んでいるから重いし、においが出る前に早めに捨てようとして、袋をちょくちょく入れ替えていたんです。でも冷凍にしてからは、まとめてゴミ出しの日を待てるようになった。結果として、週に一回のゴミ出しで十分間に合うようになりました。

以前は「もう袋がいっぱいだから」「早く出さないと臭うから」という理由だけで頻繁にゴミ出しすることもあったのですが、それが一切なくなりました。ゴミ袋の消費量も減り、地味にコスト削減にもなっています。

生ごみの冷凍、まだ試したことがない方にはぜひおすすめしたい方法です。


生ごみ以外のゴミは、買い物のついでに解決する

生ごみ問題が片づいたところで、もうひとつご紹介したいのが、資源ごみの出し方についてのわが家の工夫です。

びん・缶・ペットボトル・段ボール・プラスチックトレー。これらは自治体の資源回収日まで家に置いておくと、どんどんかさばってしまいます。段ボールを縛る手間もあるし、保管スペースも必要です。

そこで私がやっているのは、週に一度の買い物のタイミングで、スーパーの回収ボックスに持っていくという方法。

最近のスーパーには、ペットボトル・びん・缶・プラスチックトレーなどを回収するボックスが設置されているところが多いですよね。これをうまく活用しています。

買い物用のエコバッグの中に、その週に出た資源ごみをまとめて入れておき、スーパーへ向かう前にさっと持っていくだけ。レジ袋の代わりにエコバッグを持つのと同じ感覚で、ごみ持参が習慣になりました。

この方法のメリットは三つあります。

一つ目は、リサイクルに確実につながること。
自治体の分別回収より細かく分けて回収してくれる場合もあり、資源として再活用される可能性が高まります。

二つ目は、家の中で保管する量・期間が大幅に減ること。
週一の買い物ペースに合わせて出してしまうので、家の中に溜め込む必要がありません。段ボールが山積みになってしまう……という状況も、かなり改善されました。

三つ目は、ゴミ捨てのために特別な時間を取らなくていいこと。
「今日は資源ごみの日だから早く起きなきゃ」ということがなくなり、地味なストレスが一つ消えました。


ゴミに「住所」を与えてあげる家づくり

こうして改めて振り返ってみると、ゴミに関する小さな工夫の積み重ねが、暮らしの快適さをずいぶん変えてくれるな、と感じます。

生ごみは冷凍で無臭化・少量化。資源ごみは買い物動線に乗せてこまめに排出。この二つを組み合わせるだけで、家の中に大きなゴミ箱をいくつも置く必要がなくなります。においに悩まされることもなく、ゴミのために間取りを大きく削る必要もありません。

家づくりの観点から言えば、ゴミ置き場の「大きさ」よりも「動線」が大事です。

たとえば、キッチンから二、三歩の場所にゴミ箱の定位置をつくる。パントリーの一角にゴミ箱を収められるスペースを設ける。玄関横に資源ごみを一時置きできる土間収納スペースをつくる。

こういった「ゴミに住所を与える」設計の工夫が、毎日の家事を楽にし、住まいをすっきり保つことにつながります。


まとめ

夏の生ごみ問題、ちょっとした工夫で驚くほど快適になります。まだ試していない方は、ぜひこの夏から生ごみの冷凍保存を試してみてください。

そして家づくりをご検討中の方は、間取りの打ち合わせの際に「ゴミ動線」についても一度ご相談ください。小さなことのようで、毎日の暮らしに直結するとても大切なポイントです。私たちと一緒に、「住んでみて快適」な家を考えていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました!