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2024.04.28 暮らすこと

災害に備えて(ローリングストックのススメ)

 

こんにちは!営業スタッフの北嶋です。

今年は元旦の能登半島地震に続き、先日の豊後水道沖地震と災害が続いており心配です。これからは梅雨や台風の季節となり水災に対しての備えも必要となります。

災害用に備蓄をしなければと思い、様々な防災用品や備蓄品を購入したことで満足したり、あるいは備蓄品がお家の中を圧迫したりしていませんか?

はじめに

災害時に備えた食品や防災用品をお家に保管されていますか?保管したいけどどこに置くのか、非常食や水を買ったら賞味期限を過ぎていたなどのご経験はありませんか?

  

私の体験

私自身は、ザ・非常食(長期保存食や水)の備蓄はしていません。

しかし、2011年の東日本大震災の時に備蓄の大切さを知りました。

当時、東京都内のマンションに住んでおり住まいの被害はありませんでした。

ところが発生翌日には、スーパーやコンビニから水や食品、カセットコンロのガスボンベ、乾電池、トイレットペーパーにいたるものまでなくなり、入荷もいつになるのやらわからないというに状態になりました。

当時住んでいたマンションは駅から8分くらい、駅から自宅の間には4つのスーパー、5つのドラッグストア、数えきれないくらいのコンビニがありましたので、家の中に備蓄はおろか買い置きという習慣すらなく、必要なものはそのとき買うような生活をしておりました。

震災当日に我が家のトイレットペーパーの在庫は残り1個でした。

トイレットペーパーがなくなるというデマに惑わされたくなくて行列に並んだりすることもしませんでした。

ところが10日近く経っても、トイレットペーパーは買えませんでした。

やっと見つけたのは1個売りのトイレットペーパーです。

1個売りのトイレットペーパーを買ったのはこの時だけです!

便利な立地に住んでいたこと、家の中にモノを増やすのが嫌いだったこと、なにより災害への心構えがなかったことを大変反省しました。

そんな経験を踏まえて災害時に備えた食品や備品を準備するようになりました。

まず始めたのは、無くなる前に買うことでした。(笑)

トイレットペーパーは残り4個になったら、

お米は残り1㎏位になったら、お水は500mlで購入しているので、残り24本になったら、

レトルト食品などを保管している場所は隙間が目立ってきたらという程度の緩い備蓄ですが…。

 

皆様におすすめしたいのは「ローリングストック法」です。

ローリングストック法とは

普段から使いなれているものを防災備蓄につかいます。

農林水産省のホームページによると、普段から食べ慣れている食品を多めに保有して、消費したら買い足して常に一定の食料を備蓄する方法です。被災した際に家じゅうの食べ物を探したり、食べようとしたら消費期限を過ぎていたりしたら困りますよね。ローリングストック法は消費期限の近いものから使うため、消費期限に余裕があるため家に備蓄ができます。また被災した際などは特別なものより、食べ慣れているもののほうが安心すると思います。特にお子様や高齢者は食べ慣れたものがあることで精神的な落ち着きが得られると思います。

https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/guidebook.html

農林水産省HP

どのくらいの量が必要か

被災の状況にもよりますが、災害が起こった際に、食品が手元に届くまで3日くらいかかるとも言われています。
その間、食べるものがあるかないかでは大きく状況が変わってきます。
そのため、食品が手元に届くまでの間、一定期間過ごせる分(最低でも3日間)の食料や水を保管することがお勧めです。

水は1人1日1リットル(最低限必要な量)。調理用を含め3リットルあると安心です。
3リットル×3日分の9リットル
食品は3食×3日分の9食分
上記は1人分なので、家族分の量があれば安心です。

 

適正量を知る、判断する

整理収納の観点からも適正量を決める必要があります。

不安から沢山の量を備蓄して収納場所に困ったり、消費期限を過ぎて廃棄したりすることになっては意味がありません。

オススメの収納方法

賞味期限が近いものから手前に配置して、手前から使っていくようにします。
そうすることで、賞味期限切れを防ぐことができます。
収納グッズは長方形のプラスチック容器などが収納しやすくてオススメです。

また、収納の際は立てる収納を意識することで、下にものが隠れて気づいた時には賞味期限が切れていることを防げますし、探しやすくなります。

 

トイレの備え

田辺木材ホームの新築住宅は「耐震等級3」です。

避難所に行くよりも住み慣れた自宅でライフラインの復旧を待った方が良い場合もあると思います。

食品や水などの備蓄と共に携帯トイレ(便器の中に入れて使用し固めるものなど)の準備をおすすめします。

大雨の際などに、下水が逆流してトイレが使用できなくなることもありますので是非ご家庭に。

 

いつ起こるかわからない災害の際に、慌てず家族を守れるように日々の積み重ねが大切ですね。

 

営業スタッフ 北嶋