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2024.04.25 間取り・インテリアについて

LDKのかたち

 

こんにちは!コーディネーターの染野です。

今回はお家づくりの中でもこだわる人が多いLDKについてお話ししたいと思います。

現代の日本の間取りでは一般的となったLDK。そもそもLDKとは、L(リビング)、D(ダイニング)、K(キッチン)が一体となった空間のことです。LDKといっても様々なかたちがあり、配置によって特徴があるのでそれぞれのメリット・デメリットも含めてまとめてみました。

 

I型配置

リビング、ダイニング、キッチンを一直線に配置するI型タイプ。リビングとダイニングの境目がないので、ダイニングテーブルの大きさやソファーの大きさを住みながら調節できる特徴があります。どの位置にいてもLDK全体が見渡せるのもメリットの一つです。

無駄なスペースをつくらずLDKを計画できる一方、ほかの部屋とのつながりや庭へのアクセス、吹抜けなどがない場合は単調で面白さのない空間になりやすいです。折下げ天井やアクセントウォール、家具や照明で空間に変化をつけることで、素敵なLDKに近づきます。

 

L型配置

リビング、ダイニング、キッチンをL字に配置するL型タイプ。L型タイプの中でも、キッチンとリビングをダイニングで繋ぐ配置とリビングとダイニングをキッチンで繋ぐ配置があります。L型タイプはへこみ部分に玄関や水まわりを持ってくることで、動線の良い間取りがつくりやすい特徴があります。一方I型配置と比べてLDKの面積が大きくなりやすい特徴があり、家具の大きさにも限りが出てきやすいので、注意が必要です。

 

キッチンとダイニングの関係

同じ配置でもキッチンの向かいにダイニングテーブルを配置するタイプと、キッチンの横にダイニングテーブルを配置するタイプがあり、同じI型やL型でも寸法や面積が変わってきます。

 

LDKの用途

LDKはただ料理をつくり、ご飯を食べ、家族でくつろぐだけとは限りません。子どもが勉強をするカウンター、ピアノ、ペットのケージ等、LDKに必要とするスペースや物は家族それぞれです。LDKは家族が集まる場所なので、どのような空間にしたいかじっくり検討して計画しましょう。

 

設計・コーディネーター 染野