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蒸篭生活はじめませんか?
蒸篭生活、はじめませんか?
毎日使えば見えてくる本当のメリット
営業スタッフの北嶋です。私が毎日使用している便利なキッチングッズ、蒸篭をご紹介します。
蒸篭(せいろ)と聞くと、なんとなくハードルが高い調理道具だと思っていませんか?
特別な日にシューマイや肉まんを作る、ちょっと本格的な道具というイメージを持っている方も多いと思います。
私自身も、蒸篭生活をはじめた当初はまさにそうでした。張り切ってシューマイを作ってみたり、気合を入れて使う特別な道具として蒸篭を迎え入れたのを覚えています。
それから4年。今では、蒸篭は我が家の毎日の食卓に欠かせない、いちばん頼れる調理道具になりました。
今の我が家の蒸篭活用術
今では一日に何度も蒸篭を使っています。特別な日だけでなく、本当に「日常使い」しているのがポイントです。
朝
冷凍したベーグルやロールパンの解凍、温野菜、卵やウィンナーを添えたワンプレート風の朝食、冷凍ごはんの温め、朝ごはんをつくりつつ、下段ではお弁当のおかずを蒸しています。
昼
冷凍うどんを使い、クリーム明太うどんや上海焼きそば風の一皿
夜
おつまみにぴったりの蒸し枝豆、ボリュームのある麻婆豆腐風のおかず、野菜や肉を並べた真ん中に耐熱容器を置いてチーズを入れる「せいろチーズフォンデュ」、すき焼き風の煮物

蒸し枝豆は茹でたものより濃い味で、最高です!
おやつ
ふんわり優しい蒸しパン(米粉でグルテングリーで作ってます)
味付きのお揚げさんに餅を入れて蒸した「いなりあげ」

その他
卵を入れて蒸すだけの手軽な蒸し卵、柳川名物として知られる「うなぎのせいろ蒸し」も、蒸篭ならではのごちそうメニューとして楽しめます。うなぎが蒸すことでふかふか♪になり、絶品です!
こうして並べてみると、蒸篭は「中華料理専用の道具」ではなく、和洋中どんなジャンルにも使える万能選手だということがよくわかります。うなぎのせいろ蒸しのように、ちょっとしたごちそうも作れるのが蒸篭の懐の深さです。
使ってみてわかった、蒸篭の本当のメリット
見た目のハードルの高さとは裏腹に、実際に使ってみると蒸篭には嬉しいメリットがたくさんあります。
時短になる
蒸篭は複数の段を重ねられるので、主菜と副菜を同時に調理できます。フライパンや鍋をいくつも使い分ける必要がなく、コンロが一つ空いていれば、あとは蒸篭にお任せするだけ。焦げつきを気にして付きっきりになる必要もないので、その間に他の家事や身支度を進められます。暑い時期は、タイマーをかけてコンロの前を離れるので「暑くない!」夏場に蒸篭を多用するのはこれが一番の理由です。
洗い物が少なくなる
油を使わずに調理できるため、フライパンのようなベタつきや焦げつきがありません。蒸篭本体も、さっと水で流すだけで済むことがほとんど。忙しい日の「洗い物の山」から、少し解放されます。
野菜の栄養が逃げにくく、素材本来の美味しさが引き立つ
茹でる調理法だと、水溶性のビタミンなどの栄養素がどうしても茹で汁に溶け出してしまいます。蒸す調理法なら、素材の栄養や旨みをぎゅっと閉じ込めたまま仕上げることができるので、野菜本来の甘みや美味しさをしっかり味わえます。
料理が苦手な人にこそ、蒸篭をおすすめしたい理由
蒸篭は、実は「失敗しにくい」調理道具でもあります。強火で焦がしてしまう心配もなく、蒸気の力でじんわり均一に火を通してくれるので、多少目を離しても大丈夫。素材を切って並べて、あとは蒸すだけというシンプルさは、料理があまり得意でない方にこそ試してほしいポイントです。
そして何より、忙しい毎日を送るママさんたちに知ってほしい調理道具です。ワンプレートで朝食を用意したり、蒸し野菜を副菜にちょっと足したりと、気負わずに使えるのが蒸篭の魅力。特別な日のごちそう作りだけでなく、普段の食卓にこそ、蒸篭は力を発揮してくれます。
蒸篭選びのコツ
いざ蒸篭を買おうと思っても、サイズや素材、産地などいろいろな種類があって迷ってしまいますよね。これから始める方に向けて、選ぶときのポイントをまとめました。
私自身、実は今の蒸篭で3代目です
実は私自身、今使っている蒸篭は3代目です。1代目は杉の蒸篭でしたが、お手入れが行き届かず2年ほどでダメにしてしまいました。2代目は「安いから」という理由で竹の蒸篭を選んだものの、深さが浅くて使いにくく、割とすぐに壊れてしまいました。
そして今使っている3代目は、東京・阿佐ヶ谷にある「かごや」さんの杉の蒸篭です。この経験から、私のおすすめは竹ではなく杉の蒸篭。竹は手頃な価格が魅力ですが、耐久性を重視するなら杉に軍配が上がると感じています。
おすすめのせいろ購入店
蒸篭選びに迷ったら、実際にお店で手に取って選ぶのが一番です。
私のおすすめのお店を2つご紹介します。
暮らしの道具 かごや(東京・阿佐ヶ谷)
自社工房で40年以上せいろを作り続けている「タクミ製作所」が運営するお店で、横浜中華街のレストランなどでも広く使われている本格派です。ネット通販でも購入できますが、実店舗を訪れると訳アリ品に出会えることもあるので、東京に行く機会があればぜひ立ち寄ってみてください。
私は訳ありの杉蒸篭21㎝を2段使っていますが、訳アリ品だったので(少しのキズがあるだけでした)、1段1,300円で購入しました。
住所:〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南3-44-9
アクセス:JR阿佐ヶ谷駅から徒歩5分
キッチンパラダイス(福岡・白金)
オーナーやスタッフが実際に商品を使い、納得したものだけを扱うキッチン道具専門店。プロの料理人や料理教室の先生からも信頼されているお店で、せいろ以外の調理道具も充実しています。実物を見ながら選べるお店が近くにあると、サイズ感や質感を確かめられて安心です。
住所:〒810-0012 福岡県福岡市中央区白金1-4-14 原ビル1F
アクセス:西鉄天神大牟田線「薬院」駅から徒歩4分
サイズは「使う鍋・フライパン」に合わせる
蒸篭は、湯を張った鍋やフライパンの上に乗せて使います。まず自宅にあるどの鍋に乗せるかを決めてから、その口径に合うサイズを選ぶのが失敗しないコツです。一人暮らしなら18cm前後、家族分をまとめて作りたいなら21〜24cmくらいが使いやすいサイズです。
素材は「竹」と「杉」、それぞれの特徴を知って選ぶ
蒸篭には竹製と杉・檜(ひのき)製がありますが、それぞれに特徴があります。竹製は価格が手頃で、はじめの一台として手を出しやすいのが魅力です。竹製の蒸篭は無印良品でも販売されているので手に取りやすいと思います。ただし、上でお伝えした私の経験のように、安価なものは深さが浅く使いにくかったり、耐久性に欠けるものもあるので注意が必要です。
一方、杉や檜は香りが良く、しっかりお手入れをすれば長く使える丈夫さも魅力です。価格はやや高めですが、耐久性を重視するなら杉・檜製の蒸篭を選ぶのがおすすめです。
2段以上あると一気に便利になる
1段でも十分使えますが、2段あると主菜と副菜、あるいはご飯のおかずと蒸しパンなどを同時に調理できます。毎日何度も使うなら、思い切って2段セットを選ぶと活躍の場が一気に広がります。
蓋がしっかり閉まるものを選ぶ
蒸気を効率よく閉じ込めるために、蓋のフィット感は意外と重要なポイントです。購入前に、蓋と本体の間に大きな隙間がないか、店頭やレビューで確認しておくと安心です。
「特別な鍋」がなくても大丈夫
「専用の鍋を持っていないから」と諦める必要はありません。手持ちのフライパンや鍋に「蒸し板(蒸しかご用の中敷きプレート)」を組み合わせれば、蒸篭をそのまま使うことができます。蒸し板は100円ショップやホームセンターでも手に入るので、まずは蒸し板を一枚用意するところから始めてみるのも気軽でおすすめです。

蒸篭のお手入れ方法
蒸篭を長く気持ちよく使うためには、ちょっとしたお手入れのコツを知っておくと安心です。
使う前は水にくぐらせる
使用前に本体をさっと水にくぐらせておくと、食材がくっつきにくくなり、乾燥によるひび割れも防げます。クッキングシートや野菜の葉を敷いてから食材を並べるのもおすすめです。
敷くものを工夫すればお手入れがぐっと楽になる
蒸篭のお手入れで一番面倒なのは、竹に食材のカスや汁気が染み込んでしまうことです。ここは「敷くもの」をひと工夫するだけで、後片付けがぐっと楽になります。
繰り返し使いたいとき:
シリコンシートや蒸し布を敷けば、食材が直接竹に触れず、洗うときもシートをさっと洗うだけで済みます
使い捨て穴あきシートもあります

麻婆豆腐風など汁気のある料理を作るとき:
フライヤー用のシートを敷いたり、クッキングペーパーをくしゃくしゃに丸めて敷いたりすると、汁気を吸い取ってくれて竹への染み込みを防げます。くしゃくしゃにすることで蒸気の通り道もできるので、仕上がりにも影響しにくいのがポイントです 
こうした敷物を料理に合わせて使い分けるだけで、蒸篭のお手入れの負担がぐっと減り、毎日気軽に使い続けられます。
洗うときは洗剤を使わずお湯洗いが基本
蒸篭は洗剤を使うと竹に匂いや成分が染み込みやすいため、基本的にはお湯とブラシ(またはスポンジ)で優しくこすり洗いするだけで十分です。油汚れが気になる場合は、洗剤で洗って大丈夫!しっかりすすぎます。
私はスポンジ以外にも、ササラや棒たわしをよく使います

しっかり乾燥させてからしまう
洗ったあとは風通しの良い場所で、しっかり乾燥させてから収納するのがカビ防止の一番のポイントです。濡れたまま重ねて収納したり、密閉した棚にすぐしまったりするのは避けましょう。立てかけて自然乾燥させるのがおすすめです。私は水気が切れたら、壁のフックに掛けて収納します。
保管は湿気を避けて
長期間使わないときも、直射日光や高温多湿を避けた場所で保管しましょう。急激な乾燥や湿度変化は、ひび割れやカビの原因になります。
こうしたひと手間をかけてあげることで、蒸篭は驚くほど長持ちします。今使っている3代目の蒸篭は、日々のちょっとしたお手入れのおかげで元気に活躍してくれています。
まとめ
蒸篭は、特別な日のための道具ではなく、忙しい毎日にこそ寄り添ってくれる調理道具です。パンの温めから焼きそば、おつまみ、おやつまで、一日に何度も活躍してくれる頼もしい存在。私は一日に1回以上使用しているので、蒸篭は消耗品として1~2年位使用できればいいかと思っています。
「なんだか難しそう」というイメージを一度手放して、まずは家にある食材を並べて蒸してみることから、蒸篭生活をはじめてみませんか?